【制作秘話】裏寺キャップができるまで|京都・裏寺通りの空気をまとった帽子

キャップ

こんにちは、京都の帽子屋FABです。

今日は、わたしたちの人気アイテム「裏寺キャップ」がどうやって生まれたのか、その裏話をお届けしたいと思います。
ちょっとしたひらめきから始まり、いろんな人の手と想いが重なって、今の形になりました。

「このキャップ、なんで“裏寺”って名前なん?」
そんなふうに聞かれることが増えたので、今日は少しだけ“ものづくりの中の物語”をお話させてくださいね。


「裏寺」ってなに?キャップに込めたまちの名前

「Uradera」と刺繍されたこのキャップ。実は、わたしたちのお店がある通りの名前なんです。
京都・四条のにぎやかな繁華街にある、ちょっと裏手の小道。その通りの名前が「裏寺通り」。

観光地のど真ん中なのに、どこか静かで、落ち着いた空気が流れていて。
ふと立ち止まると、お寺の鐘の音や、学生さんの笑い声が聞こえてきたり。
そんな「京都らしい日常」がつまった場所なんです。

だからこそ、「このまちの名前を帽子にしよう」って決めたとき、自然と“裏寺”という言葉が浮かびました。


ロゴのこと、刺繍のこと、そして“ちょうどいい”の話

「Uradera」の文字は、おしゃれで
いくつも試作を作ってはバランスを調整していきました。


「かぶり心地」をいちばん大事にしたかった話

裏寺キャップの形は、他のキャップよりも「ちょっと深め」で「つばが長め」です。
これは偶然じゃなくて、何度も試着して、何度も作り直してたどり着いた形。

スタッフみんなで「もうちょっと深く」「あごまで影がほしい」「飛びにくい形にしよう」と、意見を出し合って。
やっとの思いで完成した、わたしたちの“オリジナル型”なんです。


カラーは4色。それぞれの色に想いがあります

ブラック、グレー×ブラック、モカ×ベージュ、ブルーデニム。
ブラック、グレー×ブラック、モカ×ベージュ、ブルーデニム。
それぞれの色も、たくさん悩んで選びました。

  • ブラックは、どんな服にも合う王道カラー。
  • ブルーデニムは、カジュアルだけどどこか落ち着きがあって。
  • モカやグレーは、ファッションのアクセントに。

どれも、かぶる人の“いつもの服”に自然になじむようにと考えました


素材のこと。なぜコットン100%?

素材はコットン100%。理由はシンプルです。
春でも夏でも秋でも冬でも、ずっとかぶってほしいから。

ウールやポリエステルの帽子も検討したけど、やっぱり肌ざわりと通気性の良さでコットンに決定。
洗いやすいし、長く付き合える素材です。


想いは京都から

生産はベトナムの信頼できる工場さんにお願いしています。
日本でデザインしたものを、ていねいに縫い上げてくれている職人さんたちに、ほんとうに感謝。

最初から最後まで、「このキャップを手にとる人の顔を思い浮かべながら」作っています。


地元の人も、観光で来た人も、かぶってくれる帽子に

実はこのキャップ、京都の地元の人たちにも人気なんです。
「裏寺って知ってるよ」「懐かしいな」って言いながら買ってくれるご近所さんがいたり。
観光で来られた方が、「ちょっとした京都のお土産に」と選んでくれたり。

この帽子を通じて、いろんな人の毎日に、ちょっとした“京都”が寄り添えたらうれしいです。


よくあるご質問(FAQ)

Q1. サイズは誰でも合いますか?
→ はい、後ろのベルトで57〜60cmのあいだで調整できるので、男女問わずかぶれます。

Q2. お手入れ方法は?
→ 手洗いが安心です。洗濯機だと型崩れすることがあるのでご注意を。

Q3. 一年中かぶれますか?
→ コットン100%なので、春夏秋冬どの季節でもOKです!

Q4. お店で試せますか?
→ 京都の四条「帽子屋FAB」で全カラーご用意しています。

Q5. いちばん人気の色は?
→ ブラックとブルーデニムがとくに人気です!

Q6. プレゼントにも向いていますか?
→ シンプルでユニセックスなデザインなので、ギフトにもぴったりですよ♪


最後に:あなたの“いつもの日”に寄り添う帽子になれたら

帽子って、なんとなく選ぶのが難しいって思う方も多いかもしれません。
でも、この裏寺キャップは、そんな方にこそ試してほしい“やさしい帽子”です。

特別すぎず、ふつうすぎず。
「なんか、ちょうどいいな」って思える、そんな存在になれたらうれしいです。

京都の空気と、わたしたちの想いを少しだけ込めたこのキャップが、
あなたの日常にそっと寄り添えますように。

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